このランチア好みのキビキビしたスポーツカーは、ファンのあいだでも外車買取は人気が高く、毎年、改良された新車が出るたびに、アッという間に5000台を売り切ってしまう。今年も日本では、まだ本国で発表されたぱかりのつぎのインテグラIレが、入荷する以前にすべて売り切れてしまった。品薄で買うのがむずかしいクルマなのだ。流行のレージンクタイプのホイールにオーバーフェンダーなど、なかなか精悍なスタイルである。基本となったボディはもうそうとう以前のジウジアーロデザインのものだが、古さを感じさせないカッコよさがある。いちおう4ドアで、4人の乗客が乗れる。操縦性、乗り心地インテグラーレの4輪駆動は、たんに雪道を走るためのものではない。そのハンドリングは、ラリーカーとして速いコーナリングができるよう、細心の注意が払われてセッティングされている。だからこのクルマ、速いだけではなくハンドリングが楽しい。